湿疹あとのシミや色素沈着の治し方

「かゆみを伴う湿疹が治ったら薄い茶色いシミが残ってしまった」

「せっかく湿疹が治ったのに今度はシミが」

あなたもこんな悩みを抱えていませんか？

湿疹が治ってきたのに色素沈着が残ることがあります。それでも皮膚トラブルを繰り返さない限り、時間をかけて薄くなるものです。

しかし湿疹が強いほど、湿疹を繰り返すほど色素沈着も濃くなってしまいます。なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか？

湿疹のあとの茶色いシミ

湿疹が跡になるのは、皮膚に炎症が起こったあとに出来る色素沈着です。皮膚に炎症が起こることが原因です。日焼け、やけど、虫刺されなども皮膚の炎症で起こります。

通常湿疹の跡は自然に薄くなると言われていますが、紫外線をよく浴びる場所は濃くなったり、肌の新陳代謝が乱れると真皮で湿疹の跡が定着してしまうことがあります。

痒みが我慢できずに掻いてしまった湿疹の炎症が刺激となり、肌の中でメラニン色素が大量に発生した結果起こります。一般に炎症性色素沈着といわれるものです。

湿疹あとの色素沈着に気づいたら、なるべく早くケアを始めるのが一番の対策です。痒みが残っていたとしても、掻かないために痒みを鎮めることを最優先しましょう。

痒みはないけど湿疹跡が茶色く残っている時は、肌の新陳代謝を上げてメラニンを排出できる肌を作るケアを始めるのがおすすめです。

湿疹跡の色素沈着を消す対策

すでに沈着した部分が消えるかどうかは、体質次第で時間がかかります。対策として出来ることは、新しい傷を作らないことです。肌は28日の周期なので徐々に色素沈着は薄れていきます。日焼けの跡が元に戻るのと同じで、肌が新陳代謝すると薄くなります。

基本の対策としては、紫外線に当たると沈着が酷くなるので「紫外線防御」に尽きます。日焼け止めを使用する際、状態次第では悪化するので慎重に選びましょう。できれば長袖などで対応するほうが安全です。赤い部分はだいぶ防げるはずです。

また刺激を与えると色素細胞が活性して濃くなる恐れがあるため、なるべく刺激しないようにしましょう。皮膚のターンオーバーで少しずつ良くなっていくので、焦らず気長に皮膚の再生を待ちましょう。

速攻で効くとまではいきませんが、身体の中からケアしたいなら、シミに効く薬がおすすめです。色素を安定させて新陳代謝を促すのはビタミンC、Ｌ－システィンを補給するのが良いです。

美白効果のあるビタミン剤に配合されていて、アセロラやローズヒップティーにも含まれる成分です。一番大切なのは色素沈着になるような跡が残らないようにすることです。