シミができるのは食生活や睡眠不足が肌に影響することがある
シミを作る原因は紫外線だけではありません。メラニンは睡眠不足や不規則な生活をすることで、肌を守ろうとメラニン色素を作り出そうとします。
紫外線ケアが万全でも普段から健やかな生活習慣を心がけなければ、シミが発生してしまいますので注意して下さいね。
シミは食生活が原因でできることも
無理なダイエットや偏食による栄養不足は、シミを作る原因のひとつです。メラニンの生成を抑えて活性酸素を取り除くと言われるビタミンCや、代謝を促進するビタミンB2などビタミン類を積極的に摂るようにして下さい。
甘い物とシミは関係ないように思いますが、実は甘い物の取り過ぎが肌に影響を与えると言われています。体内に発生する活性酸素はメラニンを過剰に生成させ、シミの原因になります。量をセーブしながら食べるようにしましょう。
食べ物で摂取した糖分はエネルギーとして使われますが、摂りすぎてしまうと糖が体内に残ります。糖と細胞のタンパク質が結合すると、AGEといって褐色老化促進物質というものが作られます。
これが糖化と言われる状態です。糖化は肌の焦げとも言われ、例えばフライパンで食べ物を焼くとこんがりと茶色くなるように、肌にもシミが茶色く広がっていきます。バランスのよい食事を心がけましょう。
睡眠不足や生活習慣が乱れていませんか?
睡眠は新しい細胞を作り、体のダメージを修復する体の疲れを改善させる役割があります。
睡眠不足で肌細胞の生成が間に合わないと肌のターンオーバー周期が遅れてしまい、メラニン色素や古い角質が剥がれることができず、色素が沈着してシミができる原因になります。
今までは、細胞を作り出す成長ホルモンは、午後10時から午前2時頃までが最も分泌が活発であると言われていました。しかし最近では、入眠後3時間の間に起こるノンレム睡眠(深い眠り)に多く分泌されることが分かってきました。
夜中によくテレビを見ていたり、寝る前にスマホやパソコンを触っていると寝付けなくて遅くまで起きていた、ということがありませんか?
実は、睡眠をしっかり取らないとシミにつながると言われています。あまり関係ないように感じますが、肌荒れと言えば分かりやすいかもしれません。
睡眠不足になると肌細胞の生成がうまくいかなくなり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が遅くなります。すると肌表面にある古い角質やメラニン色素がきれいに剥がれてくれなくなるのです。
より質の高い睡眠を得るには、
入眠1時間前には食事を取らない、入眠2時間前にお風呂に入る、入眠前にテレビやスマホ、パソコン画面を見ないようにするのがおすすめです。美肌のために質の高い睡眠を取りましょう。
シミを防ぐためにも悪い習慣は改善し、日々の生活を見直していくことが大切です。きれいを作る生活づくりを今日からはじめてみませんか?