できてしまったシミ・ソバカスを薄くする方法

シミは長年の紫外線のダメージが重なりできたものとされています。そのため対策をしてもすぐに解消されるものではありません。しかしシミが発生するメカニズムや解消に効果的な成分を知り対策することで、効率的に改善することができます。

そばかすとほくろの違いって?増殖を防ぐ方法はある?

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 私はもともとほくろは1個しかありませんでしたが、年を重ねるごとに、ほくろのような点が増えてきています。

 

 

見た感じではそばかすでもない、それこそ自分が想像するシミとは違い、ほくろソックリです。そもそも ほくろ、そばかす、しみの3つはどのような違いがあるのか分かりにくいと思いませんか?

 

 

そばかすとは?

皮膚にできる比較的大きな斑点をシミ、小さな斑点をそばかすと呼んでいます。医学用語としては、シミやそばかすという言葉は、ある特定の色素病変に対して用いられ、シミは「肝斑」の事を、そばかすは「雀卵斑」のことを指します。

 


どちらもメラニン色素をつくるメラノサイトという細胞が、表皮内で増殖してできるものです。そばかすは遺伝によりできやすい人、できやすいところが決まっているようです。

 


雀卵斑 = 主に顔の目の下にみられ、直径3~5mmの細かい茶色の色素斑が散在します。手、背、肩にもできることがあるようですが、思春期に多発します。

 


そばかすの原因は遺伝的なものと日光です。顔は日光にいつもさらされているためで、特に色白の人にできやすいようです。

 


紫外線などから身を守るために、肌は絶えず免疫機能を使ってメラニン色素という物質を作り出します。それがシミやそばかすとなって顔の表面に表れます。

 


このようにそばかすやシミは、紫外線などから肌を守るために作られるメラニン色素が部分的に増え、そのまま肌に残っているためにできます。

 


メラニン色素は皮膚のやや深いところに存在するため、直接皮膚を削っても決して薄くはなりません。

 

ほくろとは?

ほくろは医学的には「色素性母斑」といいます。色素を作る色素細胞の一種である母斑細胞が、真皮あるいは真皮と表皮間で増殖するため、皮膚のその部位だけが黒く見えます。

 


小さなものを「ほくろ」といい、大きなものは黒あざと呼ばれます。皮膚の一部にメラニン色素を含む細胞 = メラノサイトが、周囲より高い密度で集まってでき、良性の腫瘍です。

 


そばかすやシミなどの色素沈着は、新陳代謝などが悪くてメラニン色素を多く含む細胞がなかなか排出されないために起こります。一方でほくろはメラニン色素を作る細胞の異常で、メラニン色素を過剰生成するために起こります。

 


ほくろはシミやそばかすと違い、皮膚の表面の「表皮」という部分ではなく「真皮」という深い部分にあるため、シミなどに比べると取れにくいようです。

 

そばかすの増殖を防ぐ方法

 そばかすやシミならば、一般的に言われるスキンケアや内側からのケアで増殖を防げることができると思います。身体全体の回復力を上げ、免疫機能を上げる方法があります。

 


サプリメントなどを摂り、食事だけでは補えない美肌効果の高い栄養分を摂取しつつ、睡眠などによってターンオーバーを早めることが肝心です。