できてしまったシミ・ソバカスを薄くする方法

シミは長年の紫外線のダメージが重なりできたものとされています。そのため対策をしてもすぐに解消されるものではありません。しかしシミが発生するメカニズムや解消に効果的な成分を知り対策することで、効率的に改善することができます。

シミ取りでレーザー照射は消えない?濃くなる場合がある?

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 シミ取りで効果を出すなら、レーザーが一番早いのでしょうか? 

やけどみたいな感覚があることを聞きますし、それが本当なら少し怖いですよね。

 
シミはメラニン色素の集まりで、レーザー治療はそのメラニンに反応するレーザーがあります。照射すると色素のみを攻撃し結果としてシミが消えるという構造になっています。しかし1回照射したところで、すぐに消すのは不可能といわれています。

 

 

レーザー1回照射してもシミはすぐに消えない

レーザー照射一度でシミを完全に消すのは難しいといわれています。というのも皮膚は下から押し上げられるようにして、組織が入れ替わります。

 


ターンオーバーでシミは無くなるはずですが、皮膚の組織を作っている位深いところまでメラニン色素が沈着しているからです。要は根が深いということで、一度照射したところでシミは消えないのです。

 


シミ取りレーザーは基本的に数回、3回もしくは5階が最低限度で照射することを前提にしています。レーザーは当ててすぐに消えるのではありません。

 


照射後は一時的にシミが浮き上がったように濃くなりますが、これはしっかり反応している証拠です。無理に触ったり剥がさずに、洗顔などで自然に剥がれているのを待ちましょう。

 


シミが余計濃くなったのではと心配になりますが、1週間ぐらいすれば新しい肌が生まれてきます。その時シミが前より薄くなったのを実感できるはずです。

 

 

レーザー2ヶ月後にシミが濃くなった場合

レーザーでシミを取を取る処置をしたにも関わらず、2ヶ月経ってシミが濃くなることがたまにあるようです。それはなぜでしょうか?

 

 

2ヶ月後にシミが濃くなった場合、次の2つが考えられます。

 

  1.  こすったりなどの刺激で色素沈着を起こした
  2.  紫外線を浴びた
  3.  シミの下に薄く存在していた
  4.  肝斑に気づかずにレーザーを当てた


1であれば化粧品が有効ですが、2,3の場合、施術を受けた皮膚科を再度受診しましょう。

 


地上に届く紫外線にはUVAとUVBがあります。UVAは皮膚を黒くしますが、紫外線を浴びてから皮膚が黒くなるまでは3~4日程かかります。UVBは赤くなってヒリヒリした日焼けを起こし、シミの原因ともなります。

 


これは浴びてから数時間で肌が赤くなりますが、すぐにシミとなって現れるわけではありません。

 

 

紫外線を浴びてからシミが再発した場合、レーザーを当てることは可能です。前回レーザーを当てた日から数ヶ月の間隔を開けるようにしましょう。3ヶ月~半年程度が必要です。

 


深い肝斑の場合はレーザー後にまた出現し、微弱な紫外線に当たることで濃い色素沈着に見える、茶色いシミのようなものが出てくることはたまにあるようです。現医学では肝斑は完全にキレイに取り除くことは不可能といわれています。

 

レーザー照射後の肌ケア

徐々にレーザー照射後の部分が赤みを増し、次第にそれが黒みを帯びてくることがあります。シミがあった時よりも目立つ状態になることがありますが、これは正常な経過のようです。

 


実際は一時的にシミが濃くなったように見えても。すぐにかさぶたになってシミが取れることが多く、回数を重ねるごとにファンデーションなどでわからなくなる程度に薄く消えます。

 


ただその後のケアが非常に重要です。レーザーをした後の肌は赤ちゃんの肌のような状態のため、紫外線を完全にブロックする必要があります。

 

 

再度レーザーを受けるのであれば紫外線に強い時期は避けるようにし、紫外線の少ない時期を選ぶことも重要です。